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名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/07/24(火) 17:23:03.13 ID:0jd+8+sj0
ひろくんのなく頃に 茉莉林編

み~んみ~ん
ヒロ「あ~熱いなぁ。夏いなぁ。あっはっは
散歩するひろくん。クーラー代の節約のためである。
ざしゅっ! なんだか、イヤな音がして振り向くと、
そこに見たこともない少女が佇んでいる。――重そうなナタを両手にぶら下げて
少女は物言わず、静かにヒロを見詰めていた。その瞳は、曇りガラスのように何物をも映さない。
ヒロ「あ、ああ、あの、何してはるんです?
ヒロは、自分より遥かに年下の少女に向かって恐縮した態度を取ってしまった。
だが、それも仕方の無いコトかも知れない。
なぜなら、そのナタの先からは、新鮮な血が、今も滴り落ちているからだった。
ヒロ(な、何かやべぇ…

<選択肢>1、キスする 2、ヤられる前にヤる! 3、その他


名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/07/24(火) 17:31:57.36 ID:0jd+8+sj0
ヒロ(こ、ここはコレしかねぇ!!
見た所少女は気を失い掛けてるようだ。どう見ても正気ではない
ヒロの頭の中には、一つのイメージが浮かんでいた。
それは、白雪姫。――キスをすれば、お姫様は目覚める――
ヒロ(やるっきゃねぇ!!
ヒロは、神速の素早さで少女に接近する。ソレに反応して、少女の腕が、ビクっと振りあがる!
だがッ! それが降り下ろされる前に少女の手首をヒロは掴んだ!!
制動され、初めて怯えが走る少女の儚い体躯。
そしてヒロは、まだ正気を失っている少女の淡く桜色をした唇に、自分の無骨な肉唇をそっと重ねた――


名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。[sage] 投稿日:2007/07/24(火) 17:37:33.35 ID:0jd+8+sj0
その瞬間、少女の全身から力が抜けて、くたっと倒れこむ
ヒロ「チ。一体なんだってんだ。それにこの血は…わかんねぇコトが多すぎる……
とりあえず俺にわかるのは、この場所はなんか危険ってコトだ。早く離れたい
少女「う、う~ん
少女は、何が苦痛なのか、気を失ったままその稚(いとけな)い顔を顰(しか)めた。
ヒロ「待ってろよぉ、今俺のアパートに連れてってやるからなぁ!
少女「う~ん…
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