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387 :名無しさん@初回限定 :2005/10/21(金) 09:33:04 ID:AgYLn13t0
羽丹荷(はにに)
中国は隋から宋代の文献において記述の残る伝説の珍獣。
全身は白い体毛で覆われており、大変おとなしく動作は鈍重だったとされる。
愛嬌のある表情から貴族や大商人などの富裕層に愛玩用として飼育されていた。
遣唐使として唐にわたり飼われている羽丹荷を目撃した玖玲目明亜(くれめのめいあ)は
「堂々と肥たる腹に顔をうずめれば陽の香りに包まれ、安らぐこと極まれり」
と記録に遺している。
また別の記録によると体表は弾力に富み、まことの麩のようであったことから
「まるで真麩(まふ)の如し」とも言われていた。
しかし唐代末期の戦乱と宋代の貴族による乱獲がたたり、南宋の頃には既に
絶滅してしまったようである。
現在「夜明け前より瑠璃色な」において「ぱにーに」なる妄想上の生物が
これの引用であることは、賢明な読者諸君ならご理解いただけるであろう。
民明書房刊「異民族の動物愛玩考」
羽丹荷(はにに)
中国は隋から宋代の文献において記述の残る伝説の珍獣。
全身は白い体毛で覆われており、大変おとなしく動作は鈍重だったとされる。
愛嬌のある表情から貴族や大商人などの富裕層に愛玩用として飼育されていた。
遣唐使として唐にわたり飼われている羽丹荷を目撃した玖玲目明亜(くれめのめいあ)は
「堂々と肥たる腹に顔をうずめれば陽の香りに包まれ、安らぐこと極まれり」
と記録に遺している。
また別の記録によると体表は弾力に富み、まことの麩のようであったことから
「まるで真麩(まふ)の如し」とも言われていた。
しかし唐代末期の戦乱と宋代の貴族による乱獲がたたり、南宋の頃には既に
絶滅してしまったようである。
現在「夜明け前より瑠璃色な」において「ぱにーに」なる妄想上の生物が
これの引用であることは、賢明な読者諸君ならご理解いただけるであろう。
民明書房刊「異民族の動物愛玩考」
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